Wednesday, October 06, 2004

hehehe :-)

今日のHRMのディスカッションはよかった。
何がよかった、って2週前激しく落ち込んだあの状況を打開できたからだ。
嫌ーな沈黙の長かった自分のグループで意見も言えたし、相手の意見に対してまた思う事を返して、言葉のキャッチボールができた気がする。授業の最後には集まったクラス全員の前で意見を言わされたけど、不思議と焦らず喋れた。
ま、とるに足らない小さな進歩かもしれないけど、大きな意味があるのですよ、本人には。


ということで、嬉しくて一日ハッピーハッピー。
サッカーに行くと、varsity team(日本で言うところの体育会?、大学の代表チーム)のアシスタントコーチが練習を見に来た。
さっとゲームを見て、一人一人に言うべきコメントを用意していたのはさすがと思わされた。ちなみに僕への評価は、「君はすごくシンプルにプレーするね。それで君がいいならそれで構わないよ」とのこと。いや、シンプルに役目を果たそうとしているのだよ、と思ったけど、これはあとで考えれば面白い指摘だった。

アメリカに来てから始めてちゃんとした?人から指摘を受けたわけだけど、僕が日本で当たり前と思ってやってきたプレーをしたら、それが日本人以外と一緒になるとすごくシンプル、という印象を持たれた。(まぁ、日本でも余計な事はしなかったほうだけど)確かに、攻める時はこれでもかと個人技”大”披露大会をおっ始める輩が多いから、(しかもそのくせディフェンスしねーの。あんまりゲームをわかってないアフリカ人、ヒスパニックに多い傾向)コレクティビズムの国からやってきた僕のプレーはすごくシンプルなのかも。アピールした者勝ちでやってきたやつらと、集団に貢献することが美徳として育てられてきたタイプと。そりゃ違うわな。んー、人の意見って面白い。

僕はサッカーのプレーだけじゃなくて、もっとアピールしていいのかな、と思った。いや、した方がいいんだな。きっと他の面でも同じ印象を持たれているだろうし。サッカーはその人を表すから。
ってサッカーだけじゃなくてダンスも音楽も映画も、全てその人となりを表すと僕は思ってる。それがこういう活動の何より素晴らしいところだ。だから僕はスポーツも含めて人となりが表れるものをアートと勝手に呼んでいる。と、いつも通り大脱線。


集団と言えば、この大学だけじゃないだろうけど、アメリカの大学ではグループワークが重視されている。特にビジネス系のクラスでは、一クラスに必ず一回はグループプロジェクトがあって、それが占める配点も大きい。(今日あったディスカッションもそのうちの一つ。)時代の要請が増している事もあるんだろうけど、個人主義で育った彼らが社会で活躍するために、グループで課題に当たらせる事は必要不可欠なシステムなんだろうと思う。
僕の日本でいた学校はこういうことを特に重視していたからグループで何かをする事には慣れているけど、他の日本から来た学生は企業へのアピールポイントとしてこのグループプロジェクトを使う事がある。日本は集団主義で、グループワークに優れている、というのがこちらの教科書や人々の言うところ。果たして実際は? ・・・ちょっと恐ろしい。


fc dynamo 1
Originally uploaded by ippey.

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