Saturday, July 31, 2004

ビールと就職

久しぶりに同期入学した日本人の友達と会った。
公園で軽く運動をしたあと、ピザでもつまみながらビール飲もうか、という話になった。
ピザもうまかったけど、なんといってもビール! 友達が買ってきた、サッポロプレミアムという銘柄。こっちでたまに拝めるサッポロと違うし、プレミアムって・・・ひょっとしてエビスなんじゃない?!と飲む前から大興奮。
ちなみにサッポロ最高です。日本に居るときからサッポロ好きの僕にはたまらない。さすがに黒ラベルはここで飲めないけど、日本のビールのうまいこと、うまいこと・・・

さて、程よく気持ちよくなったところで話題は就職活動に。
最近日本で就職活動をしてきた友達の話から始まって、留学生ならではのデメリットをどう克服してメリットをアピールできるか、とかそんな話。明らかに僕は彼らから刺激を受けていた。僕が彼らの年齢のときはこんなに意識が高くなかったな、と思うと時間を無駄にしてきた気がしないでもなかった。ただ、自分が日本の大学3、4年当時、本当に納得できる状態で自分と、自分を取り巻く環境、そして社会を見つめる事ができたかと言うと無理だった気がする。やっと今それができつつある。あとは素直に自分を表現できれば、と思う。ここまで時間を取らせてくれている両親に感謝。

さて、また話は戻ってサッポロ。
どうやらサッポロプレミアムはエビスじゃなかったようで・・・。
http://www.sapporobeer.com/beer/
美味しいに越した事はないからいいんだけどさ、とサイトを見ていると!なんとうちの田舎町でもサッポロを買えるではないか・・!高いのに買いに行っちゃいそう。

Thursday, July 29, 2004

明日は・・・そろそろだ

いくら楽しい時間にも終わりがあって、
いくらそのままでいたいと思っても、必ず終わりがきて。
音楽があるから、”あのとき”って特定して思い出せるし、それを分かち合う事もできる。
最高の時間を一緒に過ごした仲間と。夢のような時間、なんて言ったらそれはもう思い出に過去の烙印を押してしまっているのかな。
感傷的になっている。なってるけどさ、そういうのもありでしょ。
懐かしい曲が終わった後に滑り込んできた曲で、無惨にも景色は一変して。音を立てて扉を閉められたかのよう。
でも、いつか終わりは来てしまって。無惨に終わりを告げた曲もまたいい曲だったりする。これは今の僕向きだな。多分3年前は聞かなかった音。

ということで、今日のラストの一曲は Wheat の"Flat Black"だった。
さあ、明日も学校だ。

Wednesday, July 28, 2004

半日終了、そして!

 今日はよく勉強した。
久しぶりに朝起きて(大ひんしゅくだろね)机に向かう。うーむ、太陽がまぶしいなどと思いながら黙々と問題をこなす。友達の引っ越しを手伝ってから、また勉強。
 学校から帰ってきて小休憩。今日で何とかクラスに追いつけた。ふう。またすぐ離されないようにしないと。
 友達がロックオデッセイに行ってレッチリを見た事を未だにうらやましがっている。ちくしょーとか思いながらチリペッパーズHPに行くと、なんとビデオが見れるではないか。知らなかった!!見てるとついついギターを持ってきて抱えてしまう。下手は下手なりにこうやって楽しむのだ。僕は端から見たらまるで子供みたいな事してるんだろうな、と思った。でもこれでいいのだ。この瞬間に大満足。きっとおっさんになってもロックを聞いてると思う。

Tuesday, July 27, 2004

やヴァいです

2、3日宿題やってかなかっただけでクラスから置いてけぼり。。。
サマークラスは進むのが早いからきっつい。今日は勉強しまっす。まじで。

考える

ここのところ、色んな事を考える。
考えなければいけない事から、どうでもいいことまで。これは考えてるというよりも、ぼーっと思ってるだけのことも多い。
考えすぎる事は前からよくない癖なのである。
考えすぎる事=行動してない事になるからだ。つまり今までは、行動に移すべきことが妄想に終わる事がよくあったわけ。

そんなことはどうでもいいとして。
今日頭をよぎったこと↓

 今の学校からトランスファーすべきかどうか
 長い間一つ屋根の下に同じ人間といるってどうなの?
 最近やけに塩味と甘い味を欲しくなるようになった事について
 アメリカと日本の一般人の政治への参加度の違い
 blogについて 
 友達がレッチリを見に行ったことから触発されて音楽について

くだらない、とかどうでもいい考え、と口からでかかった言葉を飲み込んでみて、書き出した事を眺めてみれば
これが今の僕なのかな、という気がする。今の僕、というとすごい表現だけど、これが頭の中にある。これをもとに生活しているわけだ。
「周りの友達を見ると、自分がどんな人間かよくわかる」 という様な言葉をどこかで読んだ。早速その後自分の友達関係を考えてみたわけだけど、これは結構納得させられる。自分の興味毎にいくつかのグループがある。(僕に取ってはサッカー、音楽、インターン、学校などだった)
この考え方は頭の中にあることにもあてはまる気がするのだ。自分がどんな人間かわかる、と。
もう少し生産的な事も考えなきゃな、と思った午前3時でした。

アメリカの選挙はちょっと日本と違う。
ばからしいと思う事がよくあるけど、次はその選挙について感じた事を書いてみようかと。

blogが始まって以来、爆発的に個人の日記的なテキストがweb上に溢れているらしい。このblogもそのうちの一つなんだけどさ。ま、他のblogに隠れてひっそりと存在するくらいがちょうどいいかと。

Saturday, July 24, 2004

つれづれ つうらつら ”イギリス人” 

 さっきRadioheadの歌詞をWebで見てみた。
中学生頃からだから、かれこれ下手すると10年近く(か!)彼らの曲を聴いている。でも、不思議な事に今まで彼らの書く歌詞を見てみた事がなかった。ふとしたきっかけで歌詞を見てみると・・・む、むずかしい。英語はそんなにむずかしくない。どうして短い歌詞なのにそんな物語ができあがるのか?言葉の構成が突飛で、イメージしにくいし、その突飛さは、明らかに僕とは全く違うバックグラウンドがあることを感じさせた。そして、その独特な雰囲気はもう国に帰ってしまったイギリス人の友達を思い出させた。
 
 イギリス人達が話をしていると、どこかアメリカ人の会話とは違う雰囲気ができあがる。おおまかな印象だけど、アメリカ人の会話は率直で浅いと感じる事がある。それに比べて、イギリス人の会話には言葉をぽんぽん投げ合って遊んでいるようなイメージを持った。会話のフットワークは軽い。でも、言葉は浅はかでなくて、どこか知的な印象だ。
 あるとき、イギリス人のなかでは珍しくシャイなボブが、肩まであった髪の毛をばっさり切ってきた。びっくりして「髪の毛どうしたの?」と聞くと、普通に「雨が降ったとき用に箱に入れてしまってあるんだ」と返してきた。これにはすっかり感心してしまった。シャイな彼がそんなことをパッと言うもんだから。それに今までそんな答え聞いた事がなかった。

 ボブの返してきた一片の言葉とRadioheadの歌詞は、全く違う言葉同士だけど、両方ともイギリスが土壌だ。違う言葉同士は、僕にとって「似た意外性」という括りで共通した。彼らの言葉の選び方、交わし方にどこか惹かれる。その言葉で軽やかに遊んでいる雰囲気がとてもよかった。


 Radioheadについてもうひとつ不思議なことに気がついた。
兼ねがね、音楽はタイムマシンだと思っていた。音楽を聞くと、前にその音楽を聞いていた頃のことを思い出すからだ。今は聞かないけど、もしDragon AshのGreatful Daysを聞いたら、僕の頭は夏のキャンプの光景をにおいまで含めて再現すると思う。それがその時鳴っていた音だからだ。そうやってどんな音楽もタイムマシンみたいになると思っていた。でも、どうやらRadioheadに関してはそれがあてはまらない。昔の曲を聴いても、あまり記憶がよみがえってこないのだ。何かを思い出そうとすると、うっすらといくつかの記憶が出てきた。ひとつではない。特定の思い出じゃない。どうやら、ずっと同じ音楽を聞いているとこうなるらしい。こんなこと初めて。これは新しい発見だぞ・・・。 Radioheadはタイムマシンにはなりえない。


・・・English Boysの間では東京がブームだった。たまたま当時はLost In Translation と Kill BILL 2 で日本がにわかに脚光を浴びていたからだろうと思うけど。彼ら側からしてみれば、(東京は)全く違うし、色々なものや文化が交錯していてクール、なんだそうだ。僕にしてみればなるほど、という感じ。でも、僕に取っては当たり前のことを、彼らは気に入って、僕も彼らにとっての当たり前を気に入って。なんか面白い。

こと始め 

僕自身は、傍観者として今まで自分をネット上に表現する人たちを見てきた。
自分を、顔の見えない他人にさらすような事をどうしてするのか、と疑問に思っていたけど、今回は視点を変えて自分のためにネット上に足を踏み入れる事にした。というのも、ここに日々を記すことにいくつか意味がある気がするから。

自分を表現する事で、
 ・自分の考えを整理する。 そのまんま。書く事でわかることがある。
 ・日本語がこれ以上ひどくなることに歯止めをかける? 留学中の今、自分の日本語が貧しくなってきている事に気づいたため。
 ・逃げ道をなくす。 これがメインか。今まで図らずも飲み込んでいた言葉を表す事は一歩前へ進む事になる・・・と思う。

・・・といったとてもパーソナルなブログになりますが、もしなにか思うところがあればどうぞご自由に。

Ippei