素敵な人
Organizational Behavior(以下OB)のクラスにゲストスピーカーが来た。カーさんという、笑顔が素敵な女性で今は個人でコンサルティング、絵描き、さらに幾つか仕事をしている人だ。彼女のしてきた仕事、職を選ぶときのことなどを話してもらった。
今まで何人かアメリカで名の知れている企業のCEO、CFOがゲストスピーカーで来ていたが、(僕がボストンに行っている間にはラルフ・ネーダーが来ていたらしい)その中でもカーさんは彼らより印象的だった。とてもオープンな人で、しっかり聞く側を意識しているな、という話し方だった。大学で生徒の前に立って話す事を本当に楽しんでいる、という雰囲気。カーさん、素敵なんだよなぁ。美人だけど、外側だけじゃなくて内面から出てくる雰囲気が素晴らしい。この組み合わせに誰が文句をつけよう・・・僕はしばらくカーさんに夢中です。カーさん素敵だよ、って講演後に友達に言ったら、「えぇっ?」って。そりゃ40前の女性だからそう思われるのも分かるけど。でも、女性としても人間としてもある意味理想の人だと思った。自分がある、その上で周りにオープン、人の気持ちがわかる・・・彼女はとにかく”素敵”なのだ。
カーさん、ビジネスウーマンとしての経歴は輝かしい。医薬業界で働いた後、MBAを取得。その後Ernst & Youngでシニアコンサルタントとして働いて退職。しばし休憩を取ってから、ソニーピクチャーズを蹴って医薬業界へまた戻る。ビジネスメジャーが行きたがる魅力的な名前がごろごろ。しかし、経歴より僕が感銘を受けたのは彼女のものの捉え方だ。恐れ多いけど僕のモノの捉え方と彼女のモノの捉え方は重なるところがあって、しかもそれはぼくが根っこの部分で大事にしていきたいと思っている感覚なのだ。
二つ心に残っている言葉がある。ひとつ目が、"follow your heart, follow your gut"というもの。忙しい生活でも、例えばたった60秒だけでも座って、完全に自分だけになって考えること。そして素直に自分の心に従う事。何も特別なことじゃないかもしれない、でも色々な取捨選択を迫られている僕にぴったり届いた言葉だった。
もうひとつの言葉は忘れられない。彼女の表現は、たしかこんな感じだったと思う。"Anything like painting, playing baseball, running, write what you feel, reading, anything caring people is artistic." 僕が最近忘れかけていた事。この人は僕と同じような事を感じて、そこに価値を見いだしているんだ、とその事が僕にとってはたまらなく嬉しかった。経営学部なんてところにいると金を稼ぐことが一番のプライオリティになっている人がマジョリティだ。どれだけいい職に就けるか、そのためにはどれだけ点を稼げるか。もとから苦手な世界によく自分でも入ったと思うが・・・
僕が嬉しかったのは、学生が目指しているまさに理想のような仕事をしてきている人が、彼らになじめない僕と少しでも同じ価値観を持っていると分かった事だ。僕の考えはただの理想なのかもしれないが、ビジネスの世界でトップを走ってきた人も同じ事に価値を見いだしているという事実が、僕は間違っていないと思わさせてくれた。あとはどうそこに向かって進んで行くかだけどね。
少々、というかだいぶためらったあと、講演後に彼女の所に行って質問をした。もう次のクラスが始まりそうだったので別れ際に話をする形になった。カーさん、会話は終わっているのに、頑張ってね、なんて歩き去りながらまだ声をかけてくれているのだ。じっとこっちを親しげに見て微笑んでいる。あんな美人に見つめられる事に慣れてなかった僕は照れくさくて自分から目をそらしてしまいました。カーさん、素敵です!
http://www.kerrwordproducts.com
今まで何人かアメリカで名の知れている企業のCEO、CFOがゲストスピーカーで来ていたが、(僕がボストンに行っている間にはラルフ・ネーダーが来ていたらしい)その中でもカーさんは彼らより印象的だった。とてもオープンな人で、しっかり聞く側を意識しているな、という話し方だった。大学で生徒の前に立って話す事を本当に楽しんでいる、という雰囲気。カーさん、素敵なんだよなぁ。美人だけど、外側だけじゃなくて内面から出てくる雰囲気が素晴らしい。この組み合わせに誰が文句をつけよう・・・僕はしばらくカーさんに夢中です。カーさん素敵だよ、って講演後に友達に言ったら、「えぇっ?」って。そりゃ40前の女性だからそう思われるのも分かるけど。でも、女性としても人間としてもある意味理想の人だと思った。自分がある、その上で周りにオープン、人の気持ちがわかる・・・彼女はとにかく”素敵”なのだ。
カーさん、ビジネスウーマンとしての経歴は輝かしい。医薬業界で働いた後、MBAを取得。その後Ernst & Youngでシニアコンサルタントとして働いて退職。しばし休憩を取ってから、ソニーピクチャーズを蹴って医薬業界へまた戻る。ビジネスメジャーが行きたがる魅力的な名前がごろごろ。しかし、経歴より僕が感銘を受けたのは彼女のものの捉え方だ。恐れ多いけど僕のモノの捉え方と彼女のモノの捉え方は重なるところがあって、しかもそれはぼくが根っこの部分で大事にしていきたいと思っている感覚なのだ。
二つ心に残っている言葉がある。ひとつ目が、"follow your heart, follow your gut"というもの。忙しい生活でも、例えばたった60秒だけでも座って、完全に自分だけになって考えること。そして素直に自分の心に従う事。何も特別なことじゃないかもしれない、でも色々な取捨選択を迫られている僕にぴったり届いた言葉だった。
もうひとつの言葉は忘れられない。彼女の表現は、たしかこんな感じだったと思う。"Anything like painting, playing baseball, running, write what you feel, reading, anything caring people is artistic." 僕が最近忘れかけていた事。この人は僕と同じような事を感じて、そこに価値を見いだしているんだ、とその事が僕にとってはたまらなく嬉しかった。経営学部なんてところにいると金を稼ぐことが一番のプライオリティになっている人がマジョリティだ。どれだけいい職に就けるか、そのためにはどれだけ点を稼げるか。もとから苦手な世界によく自分でも入ったと思うが・・・
僕が嬉しかったのは、学生が目指しているまさに理想のような仕事をしてきている人が、彼らになじめない僕と少しでも同じ価値観を持っていると分かった事だ。僕の考えはただの理想なのかもしれないが、ビジネスの世界でトップを走ってきた人も同じ事に価値を見いだしているという事実が、僕は間違っていないと思わさせてくれた。あとはどうそこに向かって進んで行くかだけどね。
少々、というかだいぶためらったあと、講演後に彼女の所に行って質問をした。もう次のクラスが始まりそうだったので別れ際に話をする形になった。カーさん、会話は終わっているのに、頑張ってね、なんて歩き去りながらまだ声をかけてくれているのだ。じっとこっちを親しげに見て微笑んでいる。あんな美人に見つめられる事に慣れてなかった僕は照れくさくて自分から目をそらしてしまいました。カーさん、素敵です!
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