Friday, June 03, 2005

アウトプット

たまに、ごくたまに、なんとも言えない無力感に襲われることがある。
僕は大切だと思うものを一生懸命磨いてこなかったのかな、という感覚。守ってこなかったというほうが正しいか。

好きなことを続けることって、簡単なようでけっこう難しい。
でも、突き抜けちゃっている人ってそれをやり通した人。

とくに身近にそれをやり遂げた人を見たとき、実は自分よりもずっと前を歩いている彼らを肌で「実感」する。僕の肌の内側では、むなしい空洞があって、その孔の中でいくつかの思いが交錯しながら弱々しく反響している。彼らと共有した時間、風景、同じ環境にいたのに、美しい彼らが作り出したもの、自分にはできないアウトプット・・・

そうなのだ。激しく揺さぶられている。

いつも、過去の時間についての後悔、それから今の自分の立ち居地を人と比べて考えるとき、それはまさしく生き方について考えているときだ。自分が生きたいように生きることができていれば、それでいい。それがゴールだ。でも、現実に生きることにゴールはない。立ち止まるようなゴールなどなくて、毎日をスナップショットで写し取ったら生きたいように生きれているか、というほうが正しい。

じゃぁ自分には何がこれから必要か、ってことだよね。

広く浅くしてきたんだけど、これからはそれをベースに深い部分も持とうか。
アウトプットをしたい。音楽で。それを支える術も必要。型に捕らわれずにいいものを使っていきたい

あー、自分に純粋でいるために ビジネスなんて学ばなければよかった、と思うことがあった。
でもそうじゃなくって、それも知った上で、それでも自分に素直にやっていく決意があるのか? ということだ。

すべてはそこだ。

そこそこ。

やるぞ。

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