Thursday, April 14, 2005

うそ

うそに善意も悪意も無いと言うかもしれないけど、「善意の嘘」を信じている。
ただ、それが一方的な「善意」なら、話は変わってくる。それはこちらのひとりよがりになってしまう可能性が大きい。

僕がついた善意の嘘は、黙っていることだった。黙っている限り、誰もその内容について知ることはない。基本的に。
ところが、最近その内容がばれてきているように見える。理由はわからない。とにかく疑惑があるようだ。
すると、僕が善意の嘘と思ってついた嘘は、もはや善意の嘘でなくなってきているように見える。

黙っていられた人たちからすれば、僕の行動は「不透明な行動」で、黙っていた内容とその黙っていたことに対して、なんだよ、と思いつつもそれが言えない。自分たちは無視されていたのだから。よけい疑惑として進展していく。これがばれることの次に避けたかった状態だった。
この状況下で、嘘をついている直接の相手にしてみたら、周りの雰囲気や直感でだいたい嘘の内容の想像がつくけど、本当のところは聞きたくない、というところだろう。今彼にこの話をするのはあまりに酷だ。

僕はこの嘘をずっとつき通すつもりだった。どんなに噂をされても最後に自分が何も認めなければ、それは疑惑だけですむからだ。ただ、隠したかった相手にそれが本当にばれていたら。それは言った方がいいのかもしれない。中途半端はよくないのもわかっている。

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