Sunday, January 22, 2006

友達と

馬鹿飲みしたら、久しぶりに布団の中で気持ち悪い。
あー日本酒なんて嫌いだ。

遠いかな

NYって遠い場所だと思っているのはきっと今が初めて
五年間ほとんで通いつめて、初めて行かない今年、
僕は熱気が恋しい。
体で感じる、問答無用のエネルギー
大金持ちと日当たり労働者が同じく闊歩する場所。
それに比べてまだ見た目には社会的格差が出ていない日本で、
オブラートに包む日本の文化で、僕は生きている。
かの地で感じた事を忘れるべからず、と思いながら日々経済活動。

Wednesday, January 18, 2006

感じ

オーラの泉を最近毎週見てる。
一時間くらいの番組なんだろうか、わからないけど、短い時間に濃い内容が凝縮されているようで好き。 最初から疑ったらつまらないのかもしれないけど、最初にこの番組を見たときに「ひょっとして・・・」と感じるものがあったから見続けているんだと思う。
見方によっては相当怪しい、宗教的な匂いがするだろうからね。毎週なぜか欠かさず家に返ってきて見ている気がする。僕にとってはどこか説得力がある番組なんだな。

理 詰め、数字、の世界にいるとすり減っていく気がするけど、オーラの泉を見たあとしばらくは小さい時に「何かを楽しみにしている気分」みたいな気分にな れる。期待感みたいなものかな。好きな従兄弟家族がやってくるのをワクワクしながら待っていた朝や、クリスマスや誕生日を指折り数えて待っていた心境みたいな感覚。


オーラの泉が終わってからしばらくテレビを見ていたら、
心理テスト系の番組をいくつか見つけた。あと占いも。
しかも、中にはオー ラの泉で使っているような効果音を使ってるんだよな。ったく、二番煎じめ。この辺の番組は、オーラの泉に比べると、つくりがチープだ。それこそ、伝わって くる「感じ」がない。中身や語るべき言葉を持たない人が、取ってつけたコトバで理論武装しているよう。視聴者をなめてるでしょ。


みんなが心理テストに頼りたい時代・・・「占いでも、心理テストにでもかかってみたいほど見通しが悪い、混迷の時代」ということなのかな。

どちらにしろ、感性的な事が生かせる仕事、もしくは環境を持たないとな、と思う。
我慢強く探し求めないと。くさってしまう。

Thursday, January 12, 2006

・・・

会社の新年会&歓迎会。
呑んだら、久しぶりに電車乗り過ごしてタクシーに乗るはめに。
ちくしょー。

Monday, January 09, 2006

初蹴り、そしてピザ

1/8 

 午後1時から4時まで、友達15人とフットサル@所沢フットサルパーク。

寒い。体が最高潮に温まるくらい動いても、最近古着で購入したパーカーを脱ぐ事は無かったほど。大活躍だぜラルフローレン。ビビッドな赤が好き。
サッカーは思いのほか動けたし冷静にできたので、自分でもびっくりするようなパスやシュートが出てきた。ほんとメンタルって大事なんだな、と実感。今の自分の体は明らかに前より落ちているのに、今の方がきっといいプレーができているんだから。

 夜7時から、親友宅でピザを食す。

今年で4回目か、新年の恒例イベントになったピザパーティ。オリジナルのピザを作ってくれるんだけど、これがうまい!角煮がのったり、茄子が乗ったり、 チーズが豪勢に3種類くらい乗ったり。器用で研究好きな友達だから、そりゃオリジナリティ溢れるわな。しかもほぼ全部自然食品を使ってる。おいしい。。。
新年の祝いムードってことで、飲んでみたかったサントリーのプレミアムと、前店で呑んでから好きになったエビスの黒を買っていった。普段買わない、いい酒 だけ買ったらそれだけでテンションが上がるんだよな。おぉ、今日は特別だぜ!とかって。たかが千円くらいお金だしただけなのに、得した気分。
  • チーズとワインが初めておいしい組み合わせだと思った。
  • 社会人になってから、学生時代とは感受性が変っているというか、鈍化した、と思っているのは僕だけではなかった。
  • とにかく思い立ったら行動してきたチャックに感心。
  • まだまだ外国に行きたい。まだヨーロッパなんて未開の地だし。また海外熱が首をもたげてきた。


1/9 

 母誕生日につき、家族で外食。

51歳になった母親にお祝いとしてみんなで外食。
渋谷でうどんすきを食べた。なかなかだ。マークシティの中にだしのうまいうどん屋がある、というのはちょっと変な気分。

  • 筋肉痛。
  • ブーツを探す。いい茶色があまりない。その中でcashuraのはよかった。ちと高いけど。

Tuesday, January 03, 2006

new year card from my friend
















Joseからnew year card が届いた。
日本通の彼とはNYーLondon間の飛行機で隣の席になったのがきっかけで友達になった。
飛行機を待っている列で、おっさんなのにかっこいい服装の人がいると思ったら、となりに座ってきたのがJoseだった。
僕 がギターを持っていたら、「友達とやってるバンドでギタリストを捜してるんだけど、どう?」なんて気さくに話しかけられて会話が始まったのだ。その後僕が 日本人だとわかったら、大の日本ファンの彼は大喜び。日本について、日本人について、日本文化について・・・もう目を輝かせてしゃべり始めた。キューバ出 身の彼はラテン系。やはりよくしゃべる。

ホセの英語はスパニッシュ訛りで、my crazy housemateクリス君を思い出させて懐かしかった。彼とはその後、結局イギリスに着くちょい前,彼の持っていた映画"2046"を一緒に見るまで しゃべり続けた。(もちろん、しゃべっていたのはもっぱら向こう。それでも、初対面でこれだけ話せたのは、あ、感覚的に近いものがあったのだと思う)

彼はNYCでグラフィックデザイナーをしているアーティストだ、と言っていた。今度は僕がそこに興味を持って質問し始めた。アーティストとして、アートとビジネスの関係をどう考えているか。
僕はアートそのものに関しては勝手な解釈しか持っていないが、アートとビジネスの関係についてはずっと意識しているから、彼の話にはもう夢中だった。
彼 は、「グラフィックデザインは自分に取ってアートではない」と言い切った。それは自分の生活の為にお金が絡むから、その時点でアートとは違ってしまってい る、と。それなら、「あなたにとってのアートって何?」と聞いてみたら、「それが何かは言えないし、見せる事もできない。僕の奥さんにはかろうじて見せて もいいくらいの、それくらいプライベートなものだよ」なんて言っていた。
逆に「君自身の、アートの定義は何?」と聞かれたので、「その人らしさ、その人となりが表れるもので、それがあるからその人らしい、というもの」と僕は答えた。そしたら、ホセの定義はこうだった。「それが無ければ死んでしまうもの。」

僕 は正直びっくりした。Sigur RosやRadioheadの音楽が本物だ、と思うのは、やっぱり彼らの心の叫びだとか、痛みがあるからなんだとおもっていた。確かにホセの言う通り、彼 らはあの音楽が無いと死んでしまうのかもしれないな、と思った。肉体的にではなくて、心が。音楽なしでは、彼らは生きる屍なのかもしれない。
このホセの決して彼自身で至った結論ではなくて、人から送られた本から得たそうだ。彼曰く、その本は僕の人生を変えたよ、と。だからその本をいつか君にも送ってあげるよ。と言ってくれた。この会話は強烈に心に残っている。

経済活動に従事する毎日の中で、人間として渇いてしまっているのではないかな、と思う最近。ホセとの会話を思い出したら「生きているヒトとしての喜び」みたいなものを得られる行き方を勝ち取っていかないとな、と思った。
あー懐かしいなぁ!!

Monday, January 02, 2006

澄んだ空気の正月が好きだ

昨日は兄ちゃんとその彼女が、今日は親戚が家にやってきた。
正月は親類が集まるから、なんだか特別な気分になる。

僕は人が家に来たときにもてなすのが好きだ。
とくにお客が固くならないよう、まず安心してもらい、快適に過ごしてもらうまでの過程で気を使うのが好きだ。これは僕の特質かもしれない。くつろいでもらえる事に対する達成感がある。

でも今日は正直いとこ家族がいきなりやってきた事もあって少々面食らってしまった。
風 邪っぴきの僕は昼過ぎまで寝ていたから、彼らが来てからもそもそと起きだして歯を磨く始末。寒気と腹痛であまり気分がよくないけど、お客さんが来て るから寝てる訳にも行かないしなー・・・なんて思ってた。でも、いとこの子供たちを見ていると、普段刺激されない脳みそのパートを刺激されたのか、自分が 小さかった頃の感覚を思い出し始めた。
それが面白くて、心地よかった。
直感で感じたままに軽やかに遊んでいた小さい頃のこと。
具体的にコトバにするのは難しいし、したくもない。そのコトバだけにこの感覚が落ち着いてしまうから。

ただ、最初はちょっと疎ましく思ったちびっこたちのおかげで、最終的には僕の頭はクリアーになって宿題解決に向かってぐるんぐるん動き始めた。今までの蓄積を寝かしていたところに、ちびっ子たちから変った刺激を受けて、いい具合に頭が動いた、とでも言っておきやしょう。
おかげで充実した午後、夜になりました。
夜 は母親から叱咤激励されるし。あなた、もっと気迫と自信を持ちなさい、と。恥ずかしながら、おっしゃる通りです。という感じ。20代も後半になった息子 に助言してくれた事に感謝ですよ。もう親は何も言ってくれないのが普通なんだから。自分で気がつきにくいところを指摘してもらえてよかった。

よかったつながりで言えば、ちびっこふたりと友達になったことと、人生初、お年玉をあげる立場になったことかな。これはこれで感慨深いものがあるんだよねーーー。