Flow <人間が最も意欲的な状態>
ギターを弾いた。
心行くまで繰り返し繰り返し、慎重に弾いた。
最初は弾けなかった曲をずっと練習していた。途中指をならすための反復練習を挟みながら、何度も何度も弾いた。
最初はこんなのいつになったらできるようになるんだ、と思っていたのに、いつの間にか指が温まったら弾けるようになってきてた。びっくりだ。それからは適当に自分なりのラインを作ってみた。いつもは指を勝手に動かして適当にやっていたのを、自分のタイミングが来るのを待ってみた。丁寧に音を出そうとすれば素直に音がでるものなんだな、と感じた。自分がひとつの音を出して待っている間にも曲は進むから、和音と単音の絡みが変わっていく。僕の好きな瞬間だ。だんだん、自分の弾きたい音が頭に浮かぶようになってきた。それをなるべく再現しようとして、繰り返し繰り返し弾いた。
何かに没頭した時、自らの感覚が研ぎすまされる状態がある。今日ギターを弾いている時がまさにそんな感覚だった。
Flowという状態がある。
何かにとても深く取り組む事で、それ以外の他のことなど全く気にならない完全な集中状態だ。アスリートはこれを「あの状態」と表現するらしい。Flowは、受け身ではなく自分から好きな事をしている時、または仕事で与えられたタスクに向かっている時など、ゴール達成時ではなくてそれを成し遂げようとする過程での強い集中力とモチベーションによってもたらされる。この時、ひとは外的にではなく、完全に自分自身の内側からモチベートされている。
ギターを弾いていた一時間はまさにこのFlowを体験していた時間だった。
僕が好んで聞く、 輪郭のあいまいなフレーズの繰り返しを多用する曲はこの状態になりやすかった。反対にはっきりした音で変化がはっきりしている曲を聞いているときはFlowの状態にいなかった気がする。これは好みによるのかな?
下にFlowについて教科書から抜粋してまとめてみました。Flowを多く体験したい人、参考にしてみてはいかが?
Flow(The Flow Experience)は、好きな事をしている時だけでなくて仕事場でも多く感じやすい。
純粋に仕事に取り組み、仕事をよりよく遂行する手段を考える、そのエネルギーに満たされている時や、その成果を感じられている時、人は完全に自分の内側からモチベートされている。しかもこの状態は昇給や上司からの褒め言葉ではなくて、仕事をしている過程からのみ感じられるのだ。具体的には、仕事の選択、達成感、その意義、そして進歩を人が感じられる時にflowは起こる。(A Model of Intrinsic Motivation)
ちなみに、Flowを体験しているとき、人は幸せかというとそうではないらしい。深い集中状態で夢中だからだ。しかし、Flowを感じ終わった後にその経験を振り返った時に充実感で一杯になる。それから、明確な目標が無い時には自分の能力が発揮されてないため、リラックスしている時、テレビを見ている時なんかにはこのFlowは訪れないとのこと!
心行くまで繰り返し繰り返し、慎重に弾いた。
最初は弾けなかった曲をずっと練習していた。途中指をならすための反復練習を挟みながら、何度も何度も弾いた。
最初はこんなのいつになったらできるようになるんだ、と思っていたのに、いつの間にか指が温まったら弾けるようになってきてた。びっくりだ。それからは適当に自分なりのラインを作ってみた。いつもは指を勝手に動かして適当にやっていたのを、自分のタイミングが来るのを待ってみた。丁寧に音を出そうとすれば素直に音がでるものなんだな、と感じた。自分がひとつの音を出して待っている間にも曲は進むから、和音と単音の絡みが変わっていく。僕の好きな瞬間だ。だんだん、自分の弾きたい音が頭に浮かぶようになってきた。それをなるべく再現しようとして、繰り返し繰り返し弾いた。
何かに没頭した時、自らの感覚が研ぎすまされる状態がある。今日ギターを弾いている時がまさにそんな感覚だった。
Flowという状態がある。
何かにとても深く取り組む事で、それ以外の他のことなど全く気にならない完全な集中状態だ。アスリートはこれを「あの状態」と表現するらしい。Flowは、受け身ではなく自分から好きな事をしている時、または仕事で与えられたタスクに向かっている時など、ゴール達成時ではなくてそれを成し遂げようとする過程での強い集中力とモチベーションによってもたらされる。この時、ひとは外的にではなく、完全に自分自身の内側からモチベートされている。
ギターを弾いていた一時間はまさにこのFlowを体験していた時間だった。
僕が好んで聞く、 輪郭のあいまいなフレーズの繰り返しを多用する曲はこの状態になりやすかった。反対にはっきりした音で変化がはっきりしている曲を聞いているときはFlowの状態にいなかった気がする。これは好みによるのかな?
下にFlowについて教科書から抜粋してまとめてみました。Flowを多く体験したい人、参考にしてみてはいかが?
Flow(The Flow Experience)は、好きな事をしている時だけでなくて仕事場でも多く感じやすい。
純粋に仕事に取り組み、仕事をよりよく遂行する手段を考える、そのエネルギーに満たされている時や、その成果を感じられている時、人は完全に自分の内側からモチベートされている。しかもこの状態は昇給や上司からの褒め言葉ではなくて、仕事をしている過程からのみ感じられるのだ。具体的には、仕事の選択、達成感、その意義、そして進歩を人が感じられる時にflowは起こる。(A Model of Intrinsic Motivation)
ちなみに、Flowを体験しているとき、人は幸せかというとそうではないらしい。深い集中状態で夢中だからだ。しかし、Flowを感じ終わった後にその経験を振り返った時に充実感で一杯になる。それから、明確な目標が無い時には自分の能力が発揮されてないため、リラックスしている時、テレビを見ている時なんかにはこのFlowは訪れないとのこと!
0 Comments:
Post a Comment
<< Home