Saturday, October 30, 2004

はろうぃん

この学校にも他校と同じようにJapanese associationというものがあります。
僕は直接の参加はしないものの、イベント毎にやりたいことだけやらせてもらってるのですが、
昨日のハロウィンで彼らはゴーストハウスと称して日本のお化け屋敷をキャンパスに作ったんですな。
少し準備を手伝っていたし仲のいい友達が集まりそうだったので、サッカーをしたあと直行で見に行ったわけです。

見学のつもりが、フライヤー配りとか雑用とか手伝っちゃったりしてね。
脅かし役の休憩時間に中を覗かせてもらったけど、これがどうしてなかなか、よく出来てるんです。
最初は茶室のにじり口みたいにかがまないと入れない。沢庵が行った入室者に外界と中の違いを意識させる「かがむ」という行為。
茶室を意識したのかしてないのか知らないけど、このアイデアにはやるねぇ、なんてニヤッとさせられました。
それからは広い部屋をまんべんなく使って迷路のようにくねりくねりと歩かされる過程でびっくり仕掛けが待っているわけです。

僕は途中からする事も無くなったので、入り口で流していた映画「呪怨」(←うねりが多くて形として怖い字)を見てたら、はまってしまった。普段怖い映画は見ないのでどんなもんかね、と思っていたけどこれがなかなか良かった。日本人以外がどう映画を見るか、という反応も間近で見れたからよかったかな。こっちではThe Grudgeという呪怨のアメリカ版が公開中だからオリジナル版への関心は高かったです。
それでも中に入ったお客さんがキャーとかギャーとか、いっひっひぃ!とか叫んでるのが外に聞こえると外のお客さんの気持ちに期待が膨らむらしく、みんなの視線は呪怨から一気に扉の向こうへ。
呪怨が終わってからは僕も中で脅かし役をやらせてもらいました。脅かすほうも、脅かされる方も目一杯楽しんでいていい雰囲気でした。なんかやりたい放題やらせてもらって。

こういうイベント、僕は結構好きです。
どうしようもなく小さいイベントだし、足りないところも多いんだろうけど来た人が楽しめていたこと以外に、何より
開催側が自己満足で終わっていなかったのが見ていて気持ちよかった。
こういう素人が行うイベントってほんとピンキリで、いくら人気があって規模が大きなイベントでも、開催側が内輪ノリで一番楽しんじゃってるとやっぱりお客さんはそこまで楽しめなかったりする。お客を巻き込めるならいいんだけどさ。今回のイベントは役目をそれぞれが果たし、入場料に対してしっかり見合うものを提供できていたんじゃないかな、と思えるいい場でした。

中に入って行く人の割合はアジア人が多かったけど、他のイベントに比べて普段来なさそうな人たちも来てて興味深かったな。
そうさせたのはフライヤー効果なのか、イベントの規模なのか、コンテンツなのか。マーケティングだね、こりゃ。

Thursday, October 28, 2004

Incubusってよ、かっこいいのよ。

高校生の頃からだったか、かっこいいバンドだなー、なんて感心しながら聞いてきたIncubus。
野蛮で、かつしなやかなそれまで聞いた事の無かった音が大好きだった。
ある意味レッチリより内面の衝動をうまくオリジナルに出してるんじゃないか、って気がするもんね。最近の曲はちと知らんけど。僕はS.c.i.e.n.c.e. だったっけな? あのアルバムをよく聞いてた。そんなメジャーじゃないころで、メキシコ人?って感じの親父がトレードマークでCDジャケットによく載ってたの。 なつかし。。。友達のバンドがコピったりしてたね。

その彼ら。そろそろ我が大学でのライブを終えた頃でしょう。

・・・あ〜〜行きたかった。しかも、前座が今日になってThe Musicってわかったし。おォい!そんな、すごくねーか田舎大学のくせして!ってちょっとビビったよ。
っつーかIncubus + The Music + 新宿や赤坂への交通費0円 = $20 ナリ! 美味しすぎる!
明日のクイズさえ無ければ行ったさ。しかも今日になって「行けなくなった友達の分があるから、ただで行かないか?」って声かけられたよ。ただなんて日本じゃありえねー。。

ぼやいてる暇があれば勉強しろーーって事で、学生は家で勉強。

Wednesday, October 27, 2004

" I'm proud "

' I'm proud ' がいい。
大嫌いな小室ファミリー、今は影の薄い華原朋美が歌ったあの歌だ。
そのカバーをspitzがやったバージョンをたまたまネットで見つけて、試しに聞いてみたら見事にはまってしまったのである。
何が良いって、歌詞が良い。ラブソングなんだろうけど、けなげに頑張ってます的な歌詞が、そしてどうやらオリジナルからアレンジされた曲の風味と、歌詞の終わり方もひねくれてていいのだよ。

僕は商業的な匂いがする音楽は邪道だと思って聞きたくないほうだ。偏見だとか間違ったこだわりだとか言われても、その音楽で儲けてやろうという姿勢が嫌いなのだ。もちろん食うためにはセールスを見込んで作るのは百も承知。でも体の内側から鳴る純粋なものこそ評価されて然り(売れてよし)、それ以外はいただけないでしょ、と思いたいのである。

そんな僕の意に反して、マーケティングされた商品(歌)は、時折頭から離れてくれない事がある。嫌いたいのに、拒否したいのに。あるとき気がついたんだけど、大抵いい作詞家、作曲家を使って作られた歌はどこかひっかかるのだ。スマップがその典型的なパターンね。これは決して「音楽聞く耳、あるんだよねぇ」なんて奢った自慢じゃない。(こういう奴、ワンパンチもの)試しに、いいと思った事のある曲が、誰に”作られた”かを調べてみれば納得すると思う。こんな豪華な人たちを使って、最後のアウトプットだけこいつ(ら)に歌わせてんのかよ、みたいなさ。

・・・で、I'm proudに関しては、僕が小室哲哉を作詞家、作曲家として認める事になるから嫌なんだけど、気に入っちゃったんだよな。素直に認めたくないから、その言い訳として「いや、spitzがカバーしているから良いんだよね」とか言いたいもん。

最初は、「私は負けない」なんてフレーズが耳に飛び込んできて気に入った。恥ずかしくて大っぴらには言えないような、でも大事な気持ち。大切だね。こういう気持ちを僕はずっと持たないで過ごしてきてたけど、今は意識している。ここにきて努力すればするだけ自分が取りこぼしてきた物の多さに気づかされているから。それから、これは言われ古された事だろうけど、「あなた」という歌詞をモノに当てはめてみると、ぐっと自分に歌詞が近づいてきた。するとはたまた、歌ってるのが誰だろうと、書いたのが誰だろうと、いい歌な訳ですよ。

日々を告発せよ

かっこいいこのフレーズ。
そんな事を意識しながら息巻いて始めてみたblog、ただの淡々と過ぎて行く日々を書き連ねるだけのくせに、案外その日常を正直に表現する事が結構難しい。カッコつけてみたり、駄目駄目に書いてみたりして。
良いっちゃいいんだけどね。何が起こっているかなんて僕にしか分からないから。
一番良くないのは、人に見られている、という意識で自分の書きたい事が変化する事なのだ。
ただ正直であろう、と決めた以上はその路線を守っていこう、と理由の無いこだわりを貫こうと思ったのでした。
よーし。気分一新。

でも、実は人に見られている意識があって書いた事にも自分の本音が表れているからそれはそれで悪くないんだけどね。

Tuesday, October 26, 2004

いきなりだけど

J-Popを聞いて日本にいないんだな、と感じた。
言葉だけでなくて、その奥にある感受性のアンテナやその土台となる価値観が違うと、なかなか話が合う人っていないものだ。ここで僕が感じる感じ方を、ここの国のひとたちはしない。そして逆も然り、なんだけど。
たとえ日本人同士でも、それは基本的に変わりがない。シェアしたことのない過去をもってしてどう湧いてくる特定の感情を分かち合えるか、という話で。人数がもう少しいれば色んな人に会える可能性がもっと広がるんだろうな、と思ってみたり。それは日本に帰ってからのお楽しみか。

一方で万人の心に届きながら、しかし万人にとってパーソナルなものもあって。maxellのDVDのCMなんてそうだった。あれ、よかったなぁ。



なんてことを考えていた数日前。
スコールみたいな大雨のあと、たまたま外に出たらすごい虹が出ていた。端から端まで広く空をまたぐ虹なんて初めて見た!
空の大きさを改めて誇示されたみたいだった。その空を見上げる。消えかかる虹。
みんなの顔がほころびました。

もっと広角のデジカメできれいにとれたらあのすごさが伝わるのに!残念無念。

niji 2
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Monday, October 25, 2004

ボストン。

あっという間でした。
潮風が懐かしいもん、既に。昨日帰ってきたときなんて、それまでチャイナタウンで飲茶してハーバードにいたのが嘘のようで。

では、順に振り返る事に。

金曜日 10/22
一時十五分からの面接で提出するレジュメが出来上がっていないという明らかな準備不足。結局夜仕上げられず、朝9時から会場近くのホテルでなんとか仕上げるも、必要記入事項の多さにため息。面接は覇気が足りなかったかと後から思う。リサーチ不足がばればれだったようで、そのことを指摘される。面接後は何したっけか。前夜の睡眠一時間では他の企業を回ってもボロが出そうだったため、この日はブースを回って資料を集めるのみで終了。
夜はリーガルシーフードという大きなレストランに行く。エビがうまい・・・!ビールを飲みたくなるのを抑え、風邪薬と翌朝食べる青リンゴをセブンイレブンで購入してホテルへ。気温自体はそんなに寒くなかったけど、風が強くて寒い感じだった。

木曜日 10/23
前夜レジュメを用意しておくつもりだったのにこと切れてしまい、気がついたら朝七時。軽く落ちる。前日から進歩ねーじゃん。
会場近くのダンキンドーナツでレジュメを書く。友達に数人会う。そういえば今回のフォーラムでは前の学校にいた人や、他の大学の友達によくあった。書いて行ったレジュメを出そうとすると昨日で締め切り、とのこと。おい。。。昨日の時点で教えてくれよ!! 一番理想に近い仕事をしている団体だったから、落胆。明らかな詰め不足。しばし友達との会話もままならず。その後気を取り直して行った次の企業で二次面接に進む事に。二次が5時から、ということで時間があったから駄目もとで書類選考で落とされた企業へ。ボコられる。他の友達が証券系最大手にやられた時と同じような感じ。ゴールドマンにみんなメッタ切りにされていてちょっと面白いと思ってたのに、まさか自分にも同じ結果が来るとは。結局、その後二次面接に進んだ企業を冬帰国して訪問する事になる。会社を気に入れば役員面接だそうだ。
夜はクインシーマーケットで飯を食う。レッドソックスの試合をテレビで流していたからレストランは大盛り上がり。僕は高くて少ない寿司を頼む。たこなんて久しぶりに食ったよー。思わず目を閉じて味を噛みしめる。ん〜幸せ。この晩はビールをオーダーした。気持ちよい開放感。この二週間は本当にきつかった。
ホテルに帰って同じ大学の友達と飲む。どんちゃん騒ぎ。午前3時過ぎに電話があって呼び出される。外で少しの間話をする。これで本当に終わり、ということに。これでよかったのだと思う。

金曜日 10/24
昨日レジュメを出せなかった団体の説明会に行ってレジュメを出そうかと思っていたが、朝はゆっくり寝ていることにした。前夜のハードリカーで二日酔い。頭はガンガンするし体だるいし。その後行ったチャイナタウンで、飲茶。(する?食べる?これ毎回思うけどなんて言うんだろね。)料理名を早速忘れちゃったけど、エビが入っている半透明の餃子みたいな料理が最高だった。あの繊細な味にはため息、ため息。
そしてお茶。あんなにうまい中国茶今まで飲んだ事無かったよ。疲れが溜まってたせいなんだろうけど、美味しくて、美味しくて。飲めば飲む程体が浄化されて元気になっていくような気がして食事中ずーっと飲み続けてた。その場でチャイナタウンでお茶を買って帰る事を決める。残念ながら缶や袋売りのお茶を見つけられず、ティーバッグのものを購入。ま、いいや。今度絶対美味しいのを買ってやる、と心に決めて観光を終わる。
希望者がいたのでハーバードへ行った。小雨が降る中ついたハーバードでは、キャンパスの中を流れる川でボートの大会をやっていた。近くの シラキュースがいた。西海岸からも来ていたチームがあったけどどこかは忘れた。
日曜日のハーバードにいた人の半数は観光客なんだろうけど、やっぱり色の薄い白人が多い。ボストンはきれいめな格好をした白人が多い。ニューヨークはもちろん移民の街だから何人がいても、どんな人がいてもおかしくないんだけど、ボストン、特にハーバードらへんではやせて背が高く、金髪で色素の薄い肌をした人が多かった気がする。で、カジュアルでもJ Crewで売ってそうな服を着てる人の率高し。ここアップステートはアバクロンビとかが多いんだけど。ちょっと汚れた感じの。
街も、大学もきれいで立派に保たれてる。なんというか、金があるのと無いのはこうも違うんだな、と実感。校舎の古びたレンガに白い壁、それと同居している近代的なデザインの建築全て風格あり。
ボストンを3、4時に出て9時ころ我が田舎町へ帰り着く。あっと言う間の旅だった。

一緒に行った友達とも、個人的にも密度の濃い時間を過ごした。このボストン前と後では人間関係も少し変わってくるのかもしれないと思った。きつい時間を一緒に体験することで何かが変わるもんだ。個人的にもここでストップしてはいけない。まだまだ始まったばかり。冬また日本で頑張ろっと。


Thursday, October 21, 2004

...

昨日のMarketingに続き、Geographyのmid term終わり。
一夜漬けではきつかった・・。ちくしょ。

6時からTowers Perrinのプレゼンを聞く。
明日からの就職活動に弾みを付けようと思ったら逆にへこまされる。
HRの分野でやりたい仕事をするのに考えさせられる内容だったね。

9時からのミーティングをはさみながら、日本人の友達とグループプロジェクトのペーパーを書く。
あれこれ言い合いながらなんとか終わる。自分の人との付き合い方にフラストレーションがたまる。

これからレジュメの総仕上げ。
また寝れないかも。。

明日はボストンへ。今が勝負どころ!
どう転ぶかわからないけど、とりあえず突っ走るしかない。
やるぞ!!!

3日後帰ります。

Tuesday, October 19, 2004

情景

図書館の外に立っていた。ふと、いつも通りの風景なのに突然自分がいる場所が素敵に思えた。昔雑誌で見たようなアメリカの大学の風景が目前に広がっているような気がして、僕はアメリカで学生をしているんだ、なんて再認識してた。二年目のこの期に及んで。たまにあるこんな瞬間が好きだ。

Sunday, October 17, 2004

落ち葉が

カサコソ。
下の方にある写真を見て分かるとおり、学校には木が多い。
紅葉のさなか、早速散ってしまっている葉っぱもある。
葉っぱが散ってしまっても、それはそれで僕は好きだ。
小学生の頃父が持っていたサトウサンペイの漫画を見て、それ以来落ち葉の上を歩くのが大好きになってしまった。
漫画では彼がパリかどこかのヨーロッパを旅した時、街の人たちが道にわんさか落ちている枯れ葉をよけずに闊歩していく様子が描かれていた。その時書かれていた擬音語が「カサコソ」だったのだ。
僕は道ばたに枯れ葉がどけられている時は道ばたに寄って枯れ葉の上を歩く。
空気が乾燥していればいるほど、落ち葉を踏むといい音がする。結構それだけで嬉しくなるのだ。

Friday, October 15, 2004

自然にニヤッと。

最近昔よく聞いていた曲を聞く。イヤホンを耳に突っ込んで学校を歩いたりする。
余裕が無くなりそうな時、一番気分を和らげてくれるのが音楽だ。
まぁ特に最近は「これでもか!」とこなすべき事がやってくるのにその対価が低すぎたりして、もう何だか笑えてくる。

これは結構いいサインなわけで、気に入っている。多すぎる仕事に潰されそうなのにみんな笑い出しちゃったりして、お互いマゾになったな、なんて言いあっていた時や、植林でとにかく丸太を運び続けて怒りもあきらめも通り越して自然に笑いがでてきたときみたいに、”超えてしまった感”に近い。
植林きつかったなぁ。昔の歌とかバカみたいに歌ってた。リンドバーグとか。ははは。もう、何か歌わないとやってられない感じ。フィジカル的な限界に近い点はあそこで見たのかも、ってくらい。働いたあとの風呂(五右衛門風呂!)と飯が最高だった!

それはそうと、最近聞き直して特によかった曲↓

・Hang On / Teenage Funclub
・Three Of Us / Ben Harper 

それぞれに友達や近かった人との思い出が詰まった大切な二曲だ。

むぅ・・。

えー、もう寝ます。明日起きてgeographyのクイズじゃ。
アメリカの主要な川の名前と入り江についてならまかしてくれ。

Thursday, October 14, 2004

脳死はいけません。

昨日は朝4時、今日は朝5時。
眠れん。

夜起きてる、必然的に翌日の日中ねむい、すくなくとも夕方には、遅くて夕飯後くらいにダウン、今日は起きて11時に図書館入り、すると12時過ぎた頃には頭はスッキリで回転しまくり、そろそろ寝ないと明日クラスがつらい、と思った3時半ころにベッドに入り、更に冴える頭。ベッドでの考え事が一番はかどる。なんで?! 一番頭が冴えていてほしい日中、とくに授業中が一番頭冴えてない。これは明らかに時間管理のミスじゃないですか。

しかし、やっぱり日本語で考える時間って必要だ。成績が残るという意味でも、吸収するという意味でも”本番”である大学で、英会話で習うような日常会話を「そう言うんだ!?」とか学びながらスタートした僕の留学生活・・・昨年一年、奮闘しましたよ。でも、違う意味でクオリティが低い生活だったと思わざるを得なかったのは日本語で”しっかり考える”作業をしてこなかったからだと気付く。日本語を頭から忘れるくらいの勢いじゃないとやってこれなかったんだけど、明らかに”脳死”状態だったね。

で、ここに来て少し余裕の出てきた二年目、就職を意識し始めてみると、日本語でしっかり分析的にしかも多方面から考えて表現することが、できてない。してこなかった時間の重さを感じてしまう。この辺がクオリティの高い、低い、って実感に繋がってたんだと気付く。二回目
かといってアメリカで「働くための勉強」をしている訳で、何か確固としたものがほしいけど、それもまだ無い。ここに来て、かんなり中途半端な事をしてしまったのでは、と焦りだした。英語だけなら一年の語学留学でよかったかもしれない。どうせ日本でかたことの英語でいいなら。

なんというか、僕はいつも説明が難しい分野に興味を持ってしまう。組織論、リーダーシップアンドコンサルティングとか。しかも、これからそういうコースの専門的なクラスを取って行くから今は語る材料が少なすぎ。

それとはまた別で、本当は教師が向いていたんじゃないか、と思ったりもする。逃げじゃなくて。
それだけは嫌だ、とずっと思ってきたんだけど、自分について知るにつれてそう思う回数が増えてきている。やりたい仕事として思うのは教師の果たす役割とどこかかぶるし。
それともたまたま今までの人生で見てきた職業の数が少ないのか。いずれにしろもっといろんな可能性も知りたいけど、そうこうしている内に時間はどんどん過ぎるし。かといって動かないのもだめだし。インターンすっか?


脳死

教師 明るく自分から発する人間なのか?

カウンセラー そこまでアカデミックなバックグランドを持って、人の面倒を見れるか?

全てはビジネスだけど、会社タイプってよりはもっと何かの理念のために働きたい、というかんじ?

学生、子供のため →今まで知っている世界だから?
素直だから?

社会的な貢献度はどうか?

Tuesday, October 12, 2004

だー! 

今ワールドシリーズかなんかをやっている大リーグ。(プレーオフだった。)
ここNYの大学の寮ではテレビの前でヤンキースの一挙一動に固唾を飲んでいる人が多い。(僕にそんな余裕は無く。もとより興味が薄いって話なんだけど)
そんな中で隣の部屋に住んでるジョーはNY出身だけどレッドソックスファン。今日はレッドソックスの帽子とTシャツ、それからなんと赤いロングソックスまで履いて子供みたいに応援してる。(野球大好き、もろアメリカ人。)

何か決定的なプレーがあると、隣の部屋からは”Noooo!” 下の階からは"Yeeeees!!" と同時に声が聞こえてくる。(おい!)
最初は普通の光景だから何とも思わなかったけど、部屋で勉強している時にやられると迷惑。うるっさい。これから2週間は部屋で勉強するのはよしたほうがいいかも。(かなり本気。)

ーーenclosed words above and statement below were added laterーー

しかし、ヤフーの速報っぽいニュースを見たら、これはゲームを見てた人にとっては叫びたくなるゲーム展開だったみたいだ。僕が知っていた時点でレッドソックスは8点ビハインド、赤いロングソックスをぴったり履いたジョーの目は潤みがちだった。それが一点差までに詰め寄ったってんだから、手に汗握るゲームだったわけだ。んー、見たかったかも・・・!

このままレッドソックスが調子よければ、2週間後ボストンで試合らしい。
観光シーズンのボストンで、因縁のヤンキース対レッドソックス戦!ベーブ・ルースがレッドソックスからヤンキースに移籍した時から始まったという因縁の対決。両チームが激しく火花を散らし、 ファンは"Yankees stinks!" "Boston Sux!" と品なんて関係なくお互いをけなし合う。プライドというより、もはや意地のぶつかり合いに東海岸は熱く燃える!ついでにボストンから出ているというホエールウォッチングに向かう船すらもが古都ボストンを熱くする!そして、そんな一年中で一番熱いボストンに乗り込む僕!そして全米から集まった日本人学生の巨大なカラスの群れの一羽をなし、リクルートスーツで就職活動をする僕! 

・・・これって、ありえなくね? 

ひえー

終わらん・・・。
宿題とクラスの準備が終わらん!

Monday, October 11, 2004

再見

突然のビジターにびっくり。
考えたって答えは出ない。感じるのが一番。だと思う。

久しぶりに冷たい風が吹いた。
二日間比較的温かい日が続いたあと、今日は一段と寒い。


nature preserve
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同じ場所を写した二枚の写真。↑が今日撮ったもの、↓が3日前のもの。
撮った時間、被写体までの距離が違うから定点観測としては失敗。意識してなかったけど。
でも、色のバリエーションが明らかに増えてる。わかるかな。燃えるような、つやのある紅葉になってきた!


P1010005.JPG
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turning
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Friday, October 08, 2004

秋は過ぎ行く、のです。

無常なのです。

P1010009.JPG
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Thursday, October 07, 2004

あるじうがつのいちにち。

ちくしょー風邪ひいたくせー。絶対周りに伝染された。みんなごほごほ言ってたもんな。
日中は暑くて半袖になれるくらいなのに、昨日なんて朝晩の気温3℃・・・。体感温度はマイナス1℃だったそうだよ、君。うわさに聞く、紅葉中に降る雪が見れそうだい。

・大将に行ったときの写真をアップしてみた。(8/23)

・自分の書いたこと(このblogで)を見直してみる。夏休み中ってほんと暇してたんだね。でも考えるのはいいこと。

・こないだ夕飯中にクリスと話している時に、去年ボストンキャリアフェア用に借りたスーツのこと、未だにジョークで日本人の友達に突っ込まれるんだよね、と話していた。(この話は八月中のどっかに書いた)


そしたら、クリス本人の口から、「あれは灰色じゃない。あれは”青”だよ」と聞く。
おぉい!嘘だろ!? ・・・ここ一年、「みんないくら僕の格好がバカンスの親父みたいだったからって、青はねーだろ、青は。あれは灰色のジャケットだったよ」と思い続けていた僕。一人で勘違いしていたのね?? 


walk down to Ichi's car
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Wednesday, October 06, 2004

hehehe :-)

今日のHRMのディスカッションはよかった。
何がよかった、って2週前激しく落ち込んだあの状況を打開できたからだ。
嫌ーな沈黙の長かった自分のグループで意見も言えたし、相手の意見に対してまた思う事を返して、言葉のキャッチボールができた気がする。授業の最後には集まったクラス全員の前で意見を言わされたけど、不思議と焦らず喋れた。
ま、とるに足らない小さな進歩かもしれないけど、大きな意味があるのですよ、本人には。


ということで、嬉しくて一日ハッピーハッピー。
サッカーに行くと、varsity team(日本で言うところの体育会?、大学の代表チーム)のアシスタントコーチが練習を見に来た。
さっとゲームを見て、一人一人に言うべきコメントを用意していたのはさすがと思わされた。ちなみに僕への評価は、「君はすごくシンプルにプレーするね。それで君がいいならそれで構わないよ」とのこと。いや、シンプルに役目を果たそうとしているのだよ、と思ったけど、これはあとで考えれば面白い指摘だった。

アメリカに来てから始めてちゃんとした?人から指摘を受けたわけだけど、僕が日本で当たり前と思ってやってきたプレーをしたら、それが日本人以外と一緒になるとすごくシンプル、という印象を持たれた。(まぁ、日本でも余計な事はしなかったほうだけど)確かに、攻める時はこれでもかと個人技”大”披露大会をおっ始める輩が多いから、(しかもそのくせディフェンスしねーの。あんまりゲームをわかってないアフリカ人、ヒスパニックに多い傾向)コレクティビズムの国からやってきた僕のプレーはすごくシンプルなのかも。アピールした者勝ちでやってきたやつらと、集団に貢献することが美徳として育てられてきたタイプと。そりゃ違うわな。んー、人の意見って面白い。

僕はサッカーのプレーだけじゃなくて、もっとアピールしていいのかな、と思った。いや、した方がいいんだな。きっと他の面でも同じ印象を持たれているだろうし。サッカーはその人を表すから。
ってサッカーだけじゃなくてダンスも音楽も映画も、全てその人となりを表すと僕は思ってる。それがこういう活動の何より素晴らしいところだ。だから僕はスポーツも含めて人となりが表れるものをアートと勝手に呼んでいる。と、いつも通り大脱線。


集団と言えば、この大学だけじゃないだろうけど、アメリカの大学ではグループワークが重視されている。特にビジネス系のクラスでは、一クラスに必ず一回はグループプロジェクトがあって、それが占める配点も大きい。(今日あったディスカッションもそのうちの一つ。)時代の要請が増している事もあるんだろうけど、個人主義で育った彼らが社会で活躍するために、グループで課題に当たらせる事は必要不可欠なシステムなんだろうと思う。
僕の日本でいた学校はこういうことを特に重視していたからグループで何かをする事には慣れているけど、他の日本から来た学生は企業へのアピールポイントとしてこのグループプロジェクトを使う事がある。日本は集団主義で、グループワークに優れている、というのがこちらの教科書や人々の言うところ。果たして実際は? ・・・ちょっと恐ろしい。


fc dynamo 1
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Monday, October 04, 2004

Brandywine

順番が逆だけど、これが前住んでいた隣のアパート。Brandywineという。酒宴をたくさんした。けっこうほんと。日本人以外で仲の良かった友達は大抵卒業してしまった。大抵彼らとここで集まっていたから、このアパートには思い出あり。


Brandywine
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部屋の窓から紅葉狩り。

せっかく友達に借りたデジカメ、活用してみた!
最近紅葉のピークが過ぎてしまったようで悲しい。なんというか、葉っぱ枯れた印象があるのは空気が乾燥しているからなのか、それとも単純に枯れ始めているのか・・・。
これは、今住んでいる部屋からの景色。けっこう気に入っているけど、網戸があるからきれいな写真をとるのが難しい。
しかももう葉っぱがだいぶ落ちていて、今ではさみしい木である。ついこないだまで生い茂っていたのに。でも毎日見ている木だから愛着があるのだ。


akarui
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Sunday, October 03, 2004

intramural

夕方あったイントラミューラルの試合


intramural2
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Saturday, October 02, 2004

a machine

イチローがニューヨークタイムスの一面に載っていた。
1シーズン当たりの最多ヒット数を更新したらしい。彼が優れているとか、尋常じゃないとか、はたまた好き、嫌いは別として。
日本人として、素直に嬉しい。自分がやったことでもないのにね。
余談だけど、イチローの活躍は、缶コーヒーのジョージアのCMを思い出す。ダウンタウンの浜ちゃんがヨーロッパがどこかに出張に行って、交渉がうまくいかず、へこむ。ホテルで落ち込んでいる時にテレビでふと目にした、ヨーロッパでプレイする日本人スポーツ選手の活躍に、思わず力が入って応援してしまう。 いいCMだったなあ。わかる。
こういう感覚をナマで感じられるだけでも、日本から出て外にいられることは感謝すべきね。 と堅くなっちまいやした。
ちなみに、イチローみたいな正確に、しかもコンスタントに成績を出し続ける人を、みんなmacineとかって呼んでる。"He is a machine." 決して悪い意味ではなくて、人間離れしたすごさ、という意味が含まれている気がする。

Friday, October 01, 2004

10月は雪が降るんです。

HRMのテストはまぁまぁできた。
テストが終わってから部屋に帰ってきて、これって学生の醍醐味だなー、と独り言を言いながら仮眠。
3時間くらい寝ていた。普段夢なんて見たくてもちっとも見れないくせに、今回はここぞとばかりに色んな夢を見た。何の夢だったか覚えてないけど、あんなに沢山夢を見て幸せ。

さっき(一時過ぎ)クリスと一緒に煙草を買いにガスステーションまで行って帰ってきたら、クリスの部屋にジオラがいた。飲みに行って帰ってきたとこらしい。
・・・ったく、なんだよそれ。帰ってきたら女の子が部屋で待ってたなんて羨ましすぎ。しかも彼女ってわけじゃないしね。
ま、僕は学業に励みますよ。