Monday, January 31, 2005

めっかす そして らだりんぐ

いやー やっと終わった。
まだ2週目なのにペーパーが2つもあった。しかも1つのクラスで。
でもこんなに苦にならないペーパーは初めてで。クラスがAdvertisingということで、授業中にもTV CFをみてそれについてああだこうだ意見を言ってみる訳です。今後難しくなるんだろうけど、今とても面白い。多く学べそうである。宿題の量も多いんだけど。

Friday, January 28, 2005

寒さ

どれだけ寒いかって、言葉で表すのは難しい。
どうでもいいことだけど、どうしたら寒さが伝わるか、ふと考えてみた。

 ・気温差
日本の気温がだいたい5℃くらいだとして、ここはだいたい−1℃から−20℃までいくから、その開き→約20℃。 
アメリカに帰ってきた日は−23℃、体感温度−30℃。外にいたら、体力が消耗されていくのがわかった。肌が痛い。手袋、帽子のありがたみがわかった。帽子をかぶると不快感がだいぶ緩和された。あると無いでは大きく違う。

 ・顔と耳がぴりぴり痛む
風が吹くと、最悪。耳がとれるかと思う。この風のせいで体感温度が変わると思われる。

 ・鼻から息を吸うと鼻毛がきゅっと音を立てて凍る
−10℃くらいから体験可能か。

 ・人間が不快に感じる気温があるんだと体感する
ここでいう「不快」とは、雨が降って憂鬱になるという精神的なレベルの話ではなく、肉体的に頭が痛くなったり、少し気持ち悪くなることを指す。もちろん頭は働かない。寒さでイライラして、普段ならする受け答えもしたくない。

何も「俺はこんな寒いところでがんばってるんだぜー」とかではなく、−20℃ってこんななのか!という驚き。

こないだ友達と話しているときに、あ、それだ!と思える例えを聞いた。
「冷凍庫より寒いところで生活してる」

そうか! 歩きながら膝を叩こうかと思ったね。



Wednesday, January 26, 2005

kokoha

ski resort.

shashin deki shidai nosemasu.

mac naorimashita.

mada nihongo ute masenu. ashikarazu.

Wednesday, January 19, 2005

わすれな歌


wasurenauta
Originally uploaded by ippey.

派手さはないけど、じわりと良さがしみて来た。この冬見た中で一番いい映画かも!

どこかで前評判を聞いていたから借りてみてみた。

きっと湿気が多い地帯なんだろうに、べとべとした感じのない爽やかな登場人物たち。それが都会へ行くと、あ、ここも汚い都会かよ、と思う。人も街もその国らしいというより、「都会らしい。」 カメラが村に戻ったときの自然のなんときれいなことか。野草の色、川の色、潤いに満ちた色。

これで終わっちゃうの、と最後は思ったものの、物語が自然に頭の中に残っていて後からどんどん反芻されてきた。

まっすぐな気持ちが大切だ。それが田舎に暮らす主人公が場所を点々とすることで痛いように分かる。人間は環境に左右されてしまいやすいからこそ、より自分自身でいられる場所で、精神的に裸でいられる人といることが大事なのかもしれない。

Tuesday, January 18, 2005

便器にサインをして展覧会に出品するみたいにさ

価値なんてそれぞれが見出すもの、つまりは何にでも価値は見出せるんだ。
というのがちかごろの信条である。
こと人間に関しては、ヒトは多面的である、というのが持ちネタかよ!と思うくらいスタンダードな考えになりつつある。捕らえ方によってものの見方は変わる。だからどんなものからも学べることはあるので、あーる。

それでも、現実的にはいつでも
「どんなものからも学べることがある」と思える自分 ではいられなかったりするのである。

そんな時パート1が、考える価値を見出せない時、だ。

すごく会いたかった訳でも無いのに、終電前に電車に乗って友達に会いに行き、
短い滞在の後、その帰り道の終電で自分のことをとうとうと語り続ける、しかも強烈な自己肯定で
僕がまったく興味を示していない事に気づいていないか、気にしていない子と時を過ごした時。友達というより、むしろ知り合いに近づいてきてしまった子に何も言えなかった自分が空しい時。

悪かった。この状態は改善したい。
でも、考えることか? がんばって考えることとしても相当優先順位は低い。
むしろ、これについては深く考えるよりも「はい、次いこー。」的な要素が強いからなのであるNE。



Saturday, January 15, 2005

Don't get me wrong, bitches...

PowerBookが逝ってしまってからはや1週間はたつか。
冬休みぜんぜん更新しなくなったな。ほかにすることがあるってことなんだろ。
日本での生活を自分のために記録しておくと、

・やはりアメリカは捨てがたい。と感じる。
なぜかといえば、びしばし来る感じが今の自分に合っている気がするから。
でもそこで達観してちゃ意味ないのかな。
日本といいとこを足して2で割れば最高なんですが。

・実家はもうそろそろ。。。
一ヶ月もいるものではありません。

・何年ぶり?の風邪
やっと治った。ボストンでも風邪ひいたから、きっと就職活動なんてなれないものをしたからだ。

・そろそろ学生もいいかな
と思っているこのごろ。働きたい、という気持ちに前向きなわけでもないが、同じ生活の繰り返しには飽きてくるな。そろそろ生活を変えたい。やっぱマンハッタンの学校に転向しておけばよかったかな。いろいろ悩まずにすんだし。

・悩むといえば
どうして人を好きになるとだらしなく立ち回ってしまうのでしょう。そんな自分がいやで女の子から距離を置いてみているこのごろ。このほうがよっぽどいいけど、じゃあどうなる?とも思ったりする。

・選ぶ映画の趣向が変わった?
気がする。以前だったら選んでいた、あいまいな恋愛系の映画。匂いは鼻をかすめるんだけどね。今は手に取ってからまた棚に戻すですよ。それでなんだというのだ?とかコメントしてしまいそう。
キルビル見たけど、大したことなかった。・・・そりゃびっくりさせられたり、どきどきしたけど、それだけ?と。心にこないのね。レザボアドッグスはよっぽどよかった。

・SD-1
最高。枯れた音がする。Univoxにつなげたらどんな音がするんだろ。やっぱりストラトじゃないとジョンの音にはならんのかな。でも、テレキャスターにつなげた時点で相当くる。 あの胸をかきむしりたくなる音! 枯れつつ、やわらかく、激しい? とりこである。


Monday, January 10, 2005

こんなの久しぶり(はーと)

 何が久しぶりかって、こんなにしっかり風邪引いたの久しぶり。
ったく、大して寒くもない日本で、親戚宅で起きたら喉に異変を感じたのが始まり。年に一度の楽しみである、横浜での親戚と過ごす時間の楽しみも半減、途中一人になったときに風邪薬かって飲んだ。
今日は一日寝てるしね。そんな自分にもびっくり。空腹さを感じずにここまで寝れるものなのか、と午後三時に思ってみるわけです。

と、まぁ多少眠気も覚め、そんなこんなで家から出ずにいるので最近を振り返ってみようかと。

新年が明けてから”も”特に何もせずゆっくりする。友達と会うとか、大人と話すとか、そういうことをしない日々。 年末は帰ってきてから人と会って飲まなかった日を数えたほうが早かったから休憩も大事ね。

3日から、オンラインクラスがスタート。なめてたら結構時間を割かないとまずいことに後で気づく。もう本気モード。

4日 
久しぶりに8人くらいかな、中高の友達に会った。ばかやって盛り上がる。新宿で会って、友達いわく懐かしいらーめん屋で食ってボーリングしに行く。(本人覚えておらず) 日本の大学時代にボーリング同好会を越して、自然発生的にボーリング部になっていた彼らと転がす。すこぶる調子がよく、まわりに驚かれる。そして、 人生初、勝った!タバコ二箱分の小さくて大きな勝利 (言わせろ)

5日
A社面接。ビルがでかくてびびる。そして親しいんだか親しくないんだか、よくわからない態度で接してくる受付嬢をやり過ごし、お話。一時間くらいかな? 三日以内に返事とのこと。

6日
B社面接。そこで働いている友達いわく、やくざのおっさんみたいでコエーよ、との営業本部長と会う。会ってみたら、いい人。いったんしゃべり始めるとよどみなく明快に喋る、そのテクニックは年季を感じさせるものだった。来週来てください、と言われたものの、迫力がないという評価をいただき、帰り際あれこれ考えた。
いとこのおじさんにばったり出くわして、お茶を飲む。

7日
午後一で歯医者へ。これにて歯医者は終了。
6時から今の大学の子と吉祥寺へ。久しぶりに井の頭公園へ行きたくてたまらない気分だったので、公園は閑散としていたもののご機嫌。その後、公園半周くらいで歩き疲れたとかぬかす輩を伴い、飲みに行く。匠って名前だったかな?内装や料理なんかは他の和風居酒屋とそんな変わらないのに、安かった。おすすめ! しかも個室に入れたのでうるさくなくてよかった。室内が熱かったけど。

8日
午後一、友達に自己分析の相談に行く。目からうろこ。。。ありがとう!
その後帰宅し、PCとにらめっこ。横浜へ行く前に宿題を終わらせるべきか悩み、結局1度だけ行使できる”何もしない権”を初回から使う。次の宿題のリーディングをしながら横浜へ。二日前にばったり出くわしたおじさんの一家で、彼らはなかなかユニーク。おばちゃんが金髪ショートヘアでダンスの先生、次女もダンス一本。長女はアメフトチームのトレーナーをしているらしい。 この家のダンス娘たちは、いったん踊り始めるとスゴい。ものすごい輝きを放つのだ。 ・・・今思えば三日前に言われた「迫力がない」って話、こういうことなのかも、と思った。気づいた。
いとこは踊りという自分が勝負する分野で輝く。その分かりやすに差はあるかもしれないけど、僕が営業としてやっていくときに、これが一番自分が輝く姿だ、と言えて、しかもそんな熱があるか、ということ。

9日
発熱。体が重い。いとこのTOEFLを見てあげたら、けっこう面白かった。今は点を上げるプレッシャーがないからかもしれないけど、クイズみたいで楽しい。
ランドマークタワー付近に行く。やはり横浜は東京と違う。町並みも、いる人も違うのだ。今回行った場所がたとえ埋立地でも、横浜のにおい、色がある気がする。東京が悪いといっているわけじゃないんだけどね。横浜という場所自体に強烈なカラーがあるから、古い町並みに行けば横浜の情緒を感じ、新しい場所に行けば、これは横浜だね、と、どこか古い町並みから続くものを感じられるのだ。
夕飯に行った横浜駅付近の、”横浜にんにく家” 最高! うまくて、多い(まるでアメリカンサイズ)、そしてオリジナル料理の数が多い気がする。 これを書いている今も僕はにんにく臭いのかもしれないけどね。



Monday, January 03, 2005

衝動が空間になる世界が

音楽にはあるのだ。

僕は音楽が好きだ。というよりもないと困る。
それでもCD屋はなんとなく居心地が良くない。何故だか。だから今まで自分から積極的にはCD屋に足を運ばなかった。

ところが今日は不思議と居心地が良かった。
だから長時間視聴もしてみた。
よかったのは、ロッソとスネオヘアーと、平原彩花の顔だった。いい目をしてるよなぁ。歌はそんな好きじゃなかったけど。


そのあと紳士服売場をぶらついた。
New YorkerとRalph Laurenがよかった。

いいものはどこか主張や放つ匂いがあって、それを気に入るんだと思う。
受け取ったものは外へ出したいと思う。表現しなければ”いけない”と思った。

でもうまく表現できなくて、それでもそれをまとめておく事はきっと大事な事だと思う。下手な言葉でも表現しないよりいいのかな、と。言葉にした瞬間にそのイメージになってしまって、一瞬で逃げていってしまうつかみ所のない大切なものを陳腐な言葉のイメージで固定してしまうのはどうかと思うのだけど。

なんだろう

今まで自分の過去に否定的だったけど、最近なぜかあれはあれでよかった、頑張ったじゃないか、楽しかったじゃないか、なんて思うようになってきた。

1メートルをちょい越したくらいの世界

スネオヘアーを視聴している時に、目の前では小さな女の子が机の裏側をじっとみつめていた。しっかりとした目をして、大人が見せようとしていないものをじっくり見ていた。何を見ていたんだろ。好奇心が素敵だ。あの子が大きくなったら、今日あの場所で机の裏側をじっくり見ていた事を忘れてしまうのかな。
僕はその子から目を離したくなかった。僕の太ももくらいの視点があの子の世界だ。世界はどう写っているんだろう。素敵な時間にスネオヘアーはぴったりだった。

三回目お手製ピザの会

同じ価値観を共有できる友達と過ごす時間は素晴らしい。
彼は音楽をやっているのだけれど、詩も書いている。
詩からはストレートに彼らしさが伝わってきた。
沢山本を読んで、行動して、考える彼の素直な思いが綴られた、でもどこかアーティスティックな詩が好きだ。

そいつとその彼女と、もう一組のカップルと昨晩は飲んだ。
なんというか、これがしたかったんだよな、ずっと、と頭の中で手を打っていた。
飲み過ぎたせいで細かい事は覚えていないけど、大事だと思うものの方向が一緒なのだ。それで、傷のなめ合いではなくてお互いを高め合っていける。
単に居心地のいい空間なんて空しいもんじゃない。

で、そいつとその彼女は全く違うフィールドで生きているのだけれど、大事だと思う事を真剣に議論できる。そんなお互いを必要としている。それが素敵だった。正直、そんな関係がうらやましい。

そんな時間を過ごした後だけに大学の友達との関係が空しいものだと感じざるを得なかった。


after pizza on the way to get booze
Originally uploaded by ippey.