look back 1
自由学園のホームページを見た。
過去四年間を振り返る。記憶と感覚の断片が思い起こされる。
キャンプと、それをまとめた卒業研究、インターン、サッカー
自分の軌跡を残そうとしたわけではなくて、
自分がその時出来る事を、乏しい自分の力でやった期間だ。
模索の期間だった。
何が自分にとって大事な事なのか、それがうっすらとわかりながらも、それに常に自信を持って動く事は出来なかった。
例えば子供が好きだ、と認めたくなかったし、キャンプからは卒業しなければいけないと思っていた。
自分が本当に大事なものを、大事だと言えなかった事で自分が掴めなかった。その中でもがいていた期間だった。
それを、今まで言葉に起こす作業をしていなかっただけだ。
完全燃焼という言葉は遠かったけど、何かを学び取った期間であることは確かな気がする。晴男先生の文章がよかった。ちょっと甘くて優しすぎなんじゃないかと冒頭は思ったが、新しい判断基準を持ち込もうとしている先生に、さすが、と思わされる。
過去があって、今がある。そして、先がある。
明日は何が起こるか分からない。
今はそう感覚で感じることができるようになった。
あの四年間は日々が永遠に続くような気がしていた。
外的な力
圧力をかけられない、本当に自由の世界だった。確かに、それはそれで尊い事だが自由と放任の境があいまいだった気がする。
生徒だけでなく、教師も環境に慣れてしまっている状態だと思う。片側からしか一つの物事を見れなければ、もうすれば新鮮にものを見れなくなっているという事だ。在籍何年、という人間が偉いのではない。
内面
怖かった。常に失敗を恐れていた気がする。周りから外れまいとしていた。でも息苦しくて自分が裸になれる場所を求めて喘いでいた。薄々今の状況は自分が破るしかない、と気付きながら、怖くて動けなかった。居場所は個人や外に求めた。
狭い世界だった。学園を出た事が無かった僕の視野はとても狭かった。アップアップになっていた時、抜け出したいと思って母に相談したが、環境を変えるのは簡単、でも今いる環境で問題を打開していく力が必要、といったようなことを言われた。それで外には出れないんだ、と思ったっけか。 それで諦めてしまうほど考えが浅はかで、視野が狭かった。他の選択肢を持っていなかった。
自分の欲が満たされていいのか、なんて事をまじめに思っていたときでもあった。人を優先するべきだと思っていたのだ。
だから人に自分の労力を捧げる事は僕にとっては楽だった。自身の欲について考える事から逃げてしまえるからだ。
ただ、単純に自分が傍楽ことも好きだったけど、そんな具合だったから自分が働くことを好きだ、ということを認識できなかった。
まぁ、これのおかげで、人をよく観察できるようになったし、客観的にものごとを見れるようになってきたのはこの副産物だろう。
とにかく、自発的になったことが少なかった。だから学部の四年間は記憶に薄い。インターンの3ヶ月は濃い。
今は違う。
自分の欲を認めて素直になること、それが始まりだとわかったから、もう歩ける。
過去四年間を振り返る。記憶と感覚の断片が思い起こされる。
キャンプと、それをまとめた卒業研究、インターン、サッカー
自分の軌跡を残そうとしたわけではなくて、
自分がその時出来る事を、乏しい自分の力でやった期間だ。
模索の期間だった。
何が自分にとって大事な事なのか、それがうっすらとわかりながらも、それに常に自信を持って動く事は出来なかった。
例えば子供が好きだ、と認めたくなかったし、キャンプからは卒業しなければいけないと思っていた。
自分が本当に大事なものを、大事だと言えなかった事で自分が掴めなかった。その中でもがいていた期間だった。
それを、今まで言葉に起こす作業をしていなかっただけだ。
完全燃焼という言葉は遠かったけど、何かを学び取った期間であることは確かな気がする。晴男先生の文章がよかった。ちょっと甘くて優しすぎなんじゃないかと冒頭は思ったが、新しい判断基準を持ち込もうとしている先生に、さすが、と思わされる。
過去があって、今がある。そして、先がある。
明日は何が起こるか分からない。
今はそう感覚で感じることができるようになった。
あの四年間は日々が永遠に続くような気がしていた。
外的な力
圧力をかけられない、本当に自由の世界だった。確かに、それはそれで尊い事だが自由と放任の境があいまいだった気がする。
生徒だけでなく、教師も環境に慣れてしまっている状態だと思う。片側からしか一つの物事を見れなければ、もうすれば新鮮にものを見れなくなっているという事だ。在籍何年、という人間が偉いのではない。
内面
怖かった。常に失敗を恐れていた気がする。周りから外れまいとしていた。でも息苦しくて自分が裸になれる場所を求めて喘いでいた。薄々今の状況は自分が破るしかない、と気付きながら、怖くて動けなかった。居場所は個人や外に求めた。
狭い世界だった。学園を出た事が無かった僕の視野はとても狭かった。アップアップになっていた時、抜け出したいと思って母に相談したが、環境を変えるのは簡単、でも今いる環境で問題を打開していく力が必要、といったようなことを言われた。それで外には出れないんだ、と思ったっけか。 それで諦めてしまうほど考えが浅はかで、視野が狭かった。他の選択肢を持っていなかった。
自分の欲が満たされていいのか、なんて事をまじめに思っていたときでもあった。人を優先するべきだと思っていたのだ。
だから人に自分の労力を捧げる事は僕にとっては楽だった。自身の欲について考える事から逃げてしまえるからだ。
ただ、単純に自分が傍楽ことも好きだったけど、そんな具合だったから自分が働くことを好きだ、ということを認識できなかった。
まぁ、これのおかげで、人をよく観察できるようになったし、客観的にものごとを見れるようになってきたのはこの副産物だろう。
とにかく、自発的になったことが少なかった。だから学部の四年間は記憶に薄い。インターンの3ヶ月は濃い。
今は違う。
自分の欲を認めて素直になること、それが始まりだとわかったから、もう歩ける。
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